\スマートフォンやPCで簡単/見積りシミュレーション 坪数やm²数を入れるだけ! 1分で見積価格がわかります
外壁塗装の臭いはいつまで続く?

外壁塗装の臭いはいつまで続く?

お家を建ててから10年ほど経過すると、経年劣化が始まり、外壁のいたるところに傷や劣化症状が生じます。
傷んだ外壁をそのままにしておくと、クラック(ひび割れ)から雨水が建物内部へ侵入したり、躯体の劣化が進んだり、基礎部分を弱めたりなど、強度が大きく低下してしまいます。
そのような事態にならないように『外壁塗装』が行われますが、施工には塗料が使用されます。
塗料は臭いが強く、施工期間中もネックになる部分です。
このページでは、外壁塗装の塗料の臭いについて、「どのくらいの期間で消えるのか」を解説していきます。

塗料の種類による違い

油性塗料なら2〜3週間ほど

油性塗料は、溶剤塗料とも呼ばれます。
溶剤とは、物質を溶かすために用いる液体のことです。
油性塗料、水性塗料どちらにも溶剤は入っていますが、油性塗料の溶剤は『有機溶剤』と言われるもの。
希釈材としてシンナーを使用するため、水性に比べると強い臭気を発します。
長い時間、直に臭いを嗅いでいれば、呼吸器官にも害を与えます。

塗装後に臭いが残る期間は、完全に消えるまで2週間ほどかかると思った方が良いでしょう。
夏場であれば塗料の乾燥も早いため、1週間程度で気にならなくなります。
が、乾燥が遅かったり換気が悪かったりすると、3週間くらい臭いが続くこともあります。

水性塗料なら4日〜1週間ほど

水性塗料は『水性』と言うくらいなので、水性塗料の溶剤には『水』が使用されています。
塗料を薄めるために使用する希釈材も水ですので、油性塗料に比べ臭いが抑えられた塗料です。

水性塗料を使用して外壁塗装を行った場合、4日~1週間ほどで臭いは消えるでしょう。

しかし、『油性』ペンはこすってもなかなか落ちませんが、『水性』ペンは簡単に落ちてしまうように、塗料においても水性塗料は油性塗料より密着性、耐久性に劣ります。

結局、油性塗料と水性塗料どっちを選べば良い?

結局、油性塗料と水性塗料どっちを選べば良い?

外壁塗装を行うご家庭の環境によりますので、一概に「どちらが良いです!」とは言えません。
例えば、喘息等などの呼吸器系の病気をお持ちの方や妊婦さん、赤ちゃんやご年配の方がお住まいの場合は、水性塗料をオススメいたします。

また、ペットを飼われているご家庭でも、同じく水性塗料をオススメします。
詳しくは、こちらのページにて解説しています。

ペットがいる家の外壁塗装で気をつけるポイント

ペットがいる家の外壁塗装で気をつけるポイント

人間と会話をすることができないペットは、体調が悪かったりどこか痛くても、それを飼い主に伝えることができません。何事もなく終えられると思った外壁塗装も、ペットに異変が生じていることに気づかず、危険な状態に陥ってしまうケースも……。大事なペットを傷つけてしまわないよう、飼い主ができる最大限の対策を覚えておきましょう!

ですが、耐久性を比べると、どうしても油性塗料より水性塗料は劣ります。
ご家族の状況や、近隣の方々との状況など、全体の環境を考慮して塗料選びを行いましょう。
もっと詳しい油性塗料と水性塗料の違いについて、詳しくは、こちらのページにて解説しています。

油性塗料と水性塗料は、どっちが良いの?

油性塗料と水性塗料は、どっちが良いの?

外壁塗装を行う時、見積書を見た時や塗料決めの時に初めて『油性』と『水性』に気づくのではないでしょうか?何が違うのか、どちらが良いのか、困惑することもあるかと思います。塗装には、生活に適した塗料を選ぶことが大切です。このページでは、油性塗料と水性塗料のメリット・デメリットについてお話いたします!

油性塗料は、思う以上に強い臭気ですし、季節や立地によっても臭い方が変わります。
油性塗料を使用する場合は、実際にどのくらいの臭いなのか、換気の方法はどうすれば良いのか、近隣にも被害が出ないか……など、施工店と入念な打ち合わせが必要です!