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【江戸川区】塗料の不思議!水性塗料・油性塗料?艶ってなに?

外壁塗装コラム 2021.01.09 (Sat) 更新

江戸川区・葛飾区のみなさん、こんにちは!

外壁塗装・屋根塗装専門店のLuxst(ラクスト)新小岩店です!

今回のブログを執筆させていただく若宮です!

江戸川区 外壁塗装

 

外壁塗装を行う際、色や塗料の性能など気になる点が沢山あると思いますが、

今回は、塗料の水性塗料・油性塗料の違いについてご紹介していきます(^^)

塗料を知る事は、外壁塗装成功の道への第一歩です!

業者さんとの打ち合わせも非常に重要ではありますが、

皆さんの外壁塗装を失敗させないためにも、外壁塗装前に塗料について少し学んでおきましょう😄

 

1.外壁塗装における艶有り・艶無し塗料の基本

 

「ご近所さんが、艶有り塗料で外壁塗装をしていて 新築時のようで素敵だった」

「私はあまり派手なのは苦手だから、マットな落ち着いた感じのお家が良い」などと

様々な好みがあるかとは思いますが、メリット・デメリットも踏まえご自身に合った塗料選びをしましょう。

まず初めに、外壁塗装における艶有り塗料と艶消し塗料の、基本的な知識についてご紹介いたします。

因みに、艶消しでの外壁塗装を艶無し・マット仕上げなどと呼ぶこともございます。

 

 ①艶の定義

実は、艶の有り・無しの関しては明確な基準は存在しません。

一度昔に、艶に関する定義を定めようとはしましたが、
その定義が外壁塗装界にうまく浸透せず、今現在 艶に関する定義がハッキリと定まっておりません。

ですが、艶有りの状態・艶消しの状態、それぞれの状態の「だいたい」の目安は存在します。

外壁塗料の艶を計測する方法として、60度の角度から100の光を差し込んだ時、
正反射して反対側にどれだけの光が届いたかで、決まるようにしています。

正反射させた光の強さが70以上であると艶有り塗料と呼び、その他にも7分艶・5分艶などの種類もございます。

また、反射した光の強さを数値化したものを、グロス値や光沢度と言います。

【光沢度と艶の関係を表す表】

光沢度

70以上

60前後 35前後 15以下 5以下

艶有り 7分艶 5分艶 3分艶 艶消し

 

 ②塗料により艶の有・無が決まっている

艶の有り・無しは、塗料メーカーが製造した段階で、塗料により既に決まっています。

塗装業者が、着工日に艶の有る塗り方、艶のない塗り方をするという訳ではなく
お施主様の都合や希望に合わせ、艶有り塗料を艶消し塗料に調合する訳でもありません。

また、屋根塗料だから艶がある、水性塗料だから艶が無いなどという事もございません。
全ては、塗料メーカーの考え方で艶の有り・無しが決められております。

ですので、どちらの塗料にするのかは 一番最初の色決め・塗料決めの際に考える必要があります。

突然ですが皆さん、外壁塗装に使用する塗料の『艶有り』『艶消し』について、ご存知でしょうか?

外壁は一度塗り替えを行うと、10年後はその塗り上げた塗料で過ごす事になる訳ですから、失敗はしたくないですよね。

色や性能もそうですが、艶の有る・無しでも見た目は大きく変化いたします。

今回は、艶の有り・無しでお悩みの方、外壁塗装をお考えの方に、塗料の有り・無しについてご紹介させて頂きます。

 

 ③艶消し塗料の秘密?

艶消し塗料は艶有り塗料に添加剤を使用し「艶」を消しています。

中には、初めから艶の無い艶消し塗料もございますが
多くは艶が有る塗料に、艶調整剤を混ぜ込む事で 塗装の後に艶が出ないよう調整されているのです。

艶消し剤を混合させるこ事で、塗料を塗った後にできる塗膜が細かいデコボコな状態になり
このデコボコが光を分散反射させる為、艶が無くなって見えるという仕組みです。

最も大事な事は添加剤を混合させる分、塗料の強度などが全体的に落ちてしまう という事です。

 

 ④艶有り・艶消し・艶調整塗料のメリット・デメリット

艶有り、元々艶のない艶消し、艶のある塗料を艶消しした艶調整塗料
3つの塗料について、メリット・デメリットを見ていきましょう。

【3種類の塗料を比較したメリット・デメリット】

艶有り塗料

艶消し塗料

艶調整塗料

メリット

◆ ピカピカの仕上がりで新築時のような外観

◆ サイディングの凹凸が強調される

◆ 低汚染で汚れが付着しにくい

◆ 塗料本来の性能を発揮できる

◆ 控えめで落ち着いた雰囲気

◆ 周囲の建物や風景に溶け込める

◆ 高級感を得られる

◆ 自分好みの艶を選択できるよう

◆ 様々な塗料で調整ができる為、塗料の選択肢が広がる

デメリット

◆ 艶は2~3年程で消えてしまう

◆ 艶の光加減を調整できない

◆ 下地と塗料の相性によって光が強くなりすぎる

◆ 汚れが付きやすい

◆ 塗料の数が少なく、限定されてしまう

◆ 質素に感じてしまう人もいる

◆ 塗料の性能が落ちる

◆ 塗りムラや艶ムラの可能性がある

◆ 塗装するのに技量が必要

◆ 調整不可能な塗料もある

塗料選びの際には、以上の事も参考にして頂ければと思います(^^)/

お住まいの地域に合った性能を取り入れる事もとても大切です。

塗料選びはしっかりと行い、ご自身好みの外壁・住みよい住宅にしましょう!

 

2.外壁塗装の水性塗料と油性塗料

 

外壁塗装の塗料には、シリコン・ウレタン・遮熱・断熱などと、非常に多くの種類があります。

種類が多すぎて、どの塗料にどの様な性能があるのか整理しきれず混乱してしまいますが、

どの塗料にも「水性塗料」「油性塗料」の違いがある事を覚えておきましょう。

 

 ①水性塗料と油性塗料の分け方

外壁塗装に用いられる塗料に含まれる、顔料・樹脂・添加物はそれぞれ液体ではなく個体ですので、

まず、液体で溶かして薄め 壁に塗って乾かし、溶かした液体を蒸発させる事で 壁に密着させます。

この時、塗料を溶かすものが水の場合は「水性塗料」シンナーなどの溶剤で溶かす場合は「油性塗料」

どのくらいの水や溶剤で溶かすのかなど、希釈率に関してはメーカーによる細かい規定があり

使用塗料や塗り方、気温や天気により異なります。

 

 ②油性塗料について

油性塗料に使用するシンナーなどの溶剤は、他の物質を溶かすための物質ですので、

身の回りの物質だけでなく、人体に対しても非常に危険な有害物質です。

その為、有機溶剤を扱うには 有機溶剤作業主任者の資格が必要となり

また、その作業場(現場や工場)には、有機溶剤作業主任者の資格を持つ者を必ず一人いなくてはなりません。

 

 ③溶剤と弱溶剤

油性塗料は、希釈に使用される溶剤の違いで「強溶剤」と「弱溶剤」に分かれています。

そして、溶剤には様々な種類があり その中で溶解力が強い種類を強溶剤といい、

エポキシシンナーやアクリルシンナー・ラッカーシンナーなどの種類がございます。

これらの強溶剤を使用する塗料、ということで溶剤系塗料は 強溶剤塗料溶剤塗料と呼ばれます。

昔は強溶剤で塗料を溶かし、壁に塗ってく外壁塗装工事が主流とされておりましたが、

近年、外壁塗装における人体や環境への被害を軽減させるため、弱いシンナーでも溶ける「弱溶剤塗料」を作ったのです。

弱溶剤塗料は、比較的シンナーの中でも刺激が少ない、塗料用シンナーで薄めて使用する溶剤系塗料で、

臭気だけでなく、人体や環境への被害も強溶剤に比べ 非常に少なくなっています。

 

 ④水性塗料について

※VOC削減の理念を受け、弱溶剤塗料よりも更に人体や環境に優しい塗料が作られ、それが「水性塗料」です。

水性塗料は、シンナーを一切使わずに 水で希釈ができるため、溶剤系塗料と比較すると大幅な※VOC削減へと繋がります。

※VOC=有機溶剤/塗料・印刷インキ・接着剤・洗浄剤・ガソリン・シンナーなどに含まれるトルエン、キシレン、酢酸エチルなどが代表的な物質。

シンナーを使わない、という特徴から 水性塗料は「臭気がない」「安全」、などと紹介されていることがありますが、

実際には、水性塗料だからといって「無臭・無害」という訳ではございません。

水性塗料でも 塗料を安定させるために、若干のVOCが入っていますので 臭気が全くないという訳ではなく、

しっかりと換気のされている所で使用しなければならず、水性塗料が入っている容器にも気を使う必要があります。

メーカーによる取扱説明書にも、上記の内容が含まれております。

 

 ⑤水性塗料と油性塗料のメリット・デメリット

油性塗料 水性塗料

《メリット》

🔹 耐候性が高く、長持ちする

🔹 艶を維持し、汚れが付きにくい

🔹 低温であっても乾燥しやすい

《メリット》

🔹 臭気が少ない

🔹 油性塗料よりも害が少ない(無害ではない)

🔹 油性塗料よりも少し安価

《デメリット》

🔹 臭気が強い

🔹 水性塗料よりも少し高価

《デメリット》

🔹 耐久性が低い為、寿命が短く 脆くなりやすい

🔹 鉄部など、塗装不可能な下地が多い

🔹 艶が落ちやすい

🔹 温度が低いと塗装ができない

溶剤には、塗料の様々な性能を発揮させる物質が多く含まれている為、外壁塗装のみのメリットを考えると 油性塗料に軍配が上がります

対して水性塗料は、油性塗料よりも外壁塗装としての性能は低いですが、環境への配慮を考えると 水性塗料を使用した方が良いでしょう。

また、一回の工事で考えたとき 水性塗料の方が安価に済むため、工事費用は多少 抑えられますが、耐候性が低いので工事の周期が短くなります。

その為、長い目で見ると耐候性の高い油性塗料の方が、安価に済みますので 経済やお家の長持ちを考えると、油性塗料をオススメいたします。

 

 

Luxst(ラクスト)新小岩店外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
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投稿担当者

若宮 隆志RYUJI WAKAMIYA

出身:東京都葛飾区

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皆さんこんにちは!株式会社 Luxst (ラクスト) のweb担当若宮と申します(^^)
いつもブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
私は葛飾区の柴又出身で、ラクストでは元々防水職人として現場へ出ておりました!
ホームページでは、最新の施工事例情報や実際にいただいたお客様の声、
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葛飾区・江戸川区の皆さん、外壁塗装や雨漏りについてはぜひラクストへお任せください(^^)/

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